~The world moves on~ Kuni Takanami's beach life photography blog | Photographer Kuni Takanami Beach life photos & talking shit

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    Surfer 渡辺広樹&学

    JPSAで活躍する渡辺広樹くん、学くんは
    お母様と、そして仲間達と共に一緒に逞しく復興を目指しています。

    Hiroki Watanabe 
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    _KNY7857.jpg
    Manabu Watanabe

    原発事故もまだまだ終息していない事から、どうして避難しないのか訪ねてみると
    広樹君はこう答えてくれました。

    「生まれ育った町だしね。ここに俺たちを頼って来てくれる仲間が沢山いるからね。
    応援してくれる人たちと、ここのみんなで力を合わせて復興したいんです。」

    亡き父に連れられて初めてSurfし、今日まで育った思い出の場所に
    彼らは今も残る選択をして、復興を目指していました。




    ここ福島では、
    震災と津波による直接的な被害に加えて、さらに原発事故からの放射能汚染と
    風評によって市民の生活と経済に甚大な被害を受けている。
    さらに、放射能による汚染水が大量に海に流れた事で
    多くの人たちは関東近辺の海からも遠ざかる様になってしまった。

    こんな時に海の事を考えるなんて
    ましてやSurfingなんてと
    きっと直接海に関わる時間の少ない人なら誰しもが思う事だろう。
    むしろ楽しみを求めている時ではないのかもしれない。

    広樹君と学君も震災後、今回の取材で逢う数日前(5月5日撮影)まで
    一切Surfしていなかった様だが、千葉鴨川の海で久しぶりに身体を海水に浸し
    改めて海の良さを感じる事が出来た様だ。
    正直自分自身も震災後1ヶ月以上も海には近寄らなかった。
    今回いわきに同行してくれたもう一人のカメラマン、ELCAの石川英治もそうだ。

    それぞれに皆、人生の多くの時間を海で過ごした。
    父との楽しく厳しい思い出や、
    そこから得られた価値観や出会う仲間達と共に自身を形成して来たのだ。
    彼らにとって海とは生きる上で先を照らしてくれる「光」その物なのかもしれない。

    今回の突発的な震災と事故によって
    東北から北関東と呼ばれる地域に住む人たちを始め、
    海を生活の場としている多くのSurfer達やWater manたちから
    その光が消えようとしている。


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    今後30年はSurfすることは難しいだろうとも言われる福島に住む
    広樹君に、今後もSurfは続けますか?と聞いた。
    もちろん答えはYesだったが、
    あえてなぜですか?とさらに野暮な質問をすると彼は言葉少なげにこう言った。

    「好きなんですよね。。海とSurfしているときの感覚が。。」

    もちろんこの先の健康に関して自己責任となるのは重々承知の上だろうが、
    僕自身も同じ気持ちだった。


    原発や政府を非難する事は誰にでも出来るが、
    でも今一度考えたい。
    もしも個々が快適な生活を送る事よりも、
    自然との共存を重んじた選択をしていたなら
    この震災にあった今、もっと違った結果が出ていたのではないだろうか。
    本当に今まで、自分は本当に地球に対して大事に接して来れたのだろうか。

    今この暗闇に近い状況に追いやられて、ひとつだけ確かに見えた物がある。
    自然界や海から多くの恩恵を受けて今がある事を改めて感じて
    これからの未来を作り上げて行きたいと心より願う。



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    事前の情報ではこのエリアからすでに避難されている方が多いとのことだった。
    しかし、人の陰をあまり見かけることはないだろうと思って訪れたいわきには
    深い何かを背負いながらも懸命に生活を送っている学生や
    復興に全力を注ぐ漁師の姿があった。

    自衛隊やボランティアの皆様のがんばりも加わって、
    震災直後から比べると格段に整理された町の光景に若干の兆しが見えました。
    でも、まだまだ復興には時間と多くの人手、そしてお金が必要とされていることは
    辺りをぱっと見渡しても感じることが出来る。

    日本国民と海外の皆様に
    今後も持続的な支援をよろしくお願いします。

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    Category : life
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